省電力を必要としているハウスローバーでは、本来、modelA+やB+への切り替えが良いのでしょうが、高性能への誘惑を断ち切れず、RasPi2にしてしまいました。 (Amazonの「当日お急ぎ便カウントダウンタイマー」も衝動に拍車をかけましたが…)
40P-26Pダウングレードケーブルも同時購入しましたので、なんの変更もなく差し替えるだけです。
また、ソフトウェアも最新のRaspbianを使用しているので、そのまま動くはず…でした。
ところが、起動はするものの、パン・チルトが動作しません。 ServoBlasterに問題があるようです。
よくよく調べてみるとフォーラムに情報がありました。
http://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=28&t=99115&start=25
一部のメモリマッピングに変更があるようです。 上記ページの最下部に修正ファイルがアップされています。 (ServoBlaster-20150219.tgz)
このファイルを適当なフォルダへ解凍しmake installを実行。 無事、ServoBrasterも従来通り動作するようになりました。
さて、RasPi2の使用感ですが、ストリーミングの遅延が減少し、操作時の反応が早くなった? ような気がします。 (^^ゞ
気になる消費電力ですが、modelBからの切り替えですので確実に改善しています。 モジュール単体の実測値では、modelB:370mA Pi2:260mA との結果です。(低負荷時)
topコマンドで確認すると、4つのコアがそこそこ使用されていることが確認できます。
現状では、これといって大きく改善したというほどではありませんが、処理速度の問題で見送っていた項目、例えばmotionによる画像認識処理などの選択の幅が広がったという面では、意味のある切り替えだと思います。