View Direction Rotation Control System

ハウスローバーを無線LAN経由でコントロールする場合、webカメラの映像や命令には遅延が生じます。直進の場合は距離センサーのデータを参考に(カンで)操縦することは容易ですが、信地旋回の際、進みたい方向に向けて停止させるのは至難の業です。

IMG_0281.MOV_000023046

そこで開発(?)したのが View Direction Rotation Control System です。 日本語では、視点方向転回制御方式って感じでしょうか。

操作方法としては、

webカメラの中心を進みたい方向に向け、VRCSボタンを押すだけです。

内部では、webカメラの水平方向の位置を読み出し、その方向までジャイロセンサーを使って回転しています。

 

動画を公開しました。

この方法で、カメラ画像を頼りに行う遠隔操作が簡単になりました。

 

関連記事

  • Webコントロールの画面構成Webコントロールの画面構成 webコントロール画面は、MJPG-Streamerのストリーミング映像を中心に構成しています。 機能面では、Motionの方が充実して […]
  • ジャイロセンサーの測定プロセスを優先するジャイロセンサーの測定プロセスを優先する ジャイロセンサーを使った旋回制御動作の際、指定した回転角より多く回転する動きを見せることがあります。 ドリフトや振動などの影響もありますが […]
  • ジャイロセンサーを使うジャイロセンサーを使う 小型の電動ヘリが出始めの頃、ジャイロセンサーは高級なイメージだったように思います。 ジャイロといえば、地球ゴマが一定の姿勢を保つ動きが連想 […]
  • ハウスローバーのハードウェア仕様ハウスローバーのハードウェア仕様 ハウスローバーのブロック図です。 インターフェース基板には、モータードライバ、ジャイロセンサー、RTC […]
  • WebコントロールをバージョンアップWebコントロールをバージョンアップ 試作版のまま使用してきたコントロール用Webページですが、機能や表示すべき項目が決まってきましたので、この辺りできちんと(?)作りこんでみ […]
  • バッテリーのコンディションを監視するバッテリーのコンディションを監視する バッテリー駆動の機器では、バッテリーパックのコンディションを監視することがとても重要です。 以前から、バッテリーの電圧検出回路は搭載する予 […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です